『風待ちのひと』伊吹有喜、読みました。

とてもよかったです。

一気に読みました。

 

著者のデビュー作です。

 

母の死、妻の浮気、職場のことなどで

心の風邪”で哲司は6週間休職することになった。

 

母は一人暮らしだった。

家、遺品整理もあり母の家に行く。

 

そこで、

39歳、同じ歳の喜美子と出会う。

 

喜美子は何かと哲司のことを気にかける。

 

最初は迷惑に感じた哲司だったが。。

とにかく悲しい

こんな低レベルなことで悩む生活が。。

 

パートの人間関係なんて。。

 

主婦のパートさんは

きっと家に帰ったら

家族のお世話で忙しく悩む時間もないと思います。

 

でも、私は。。

ずーっと考えてしまう。。

 

結局、私生活が充実してないから

職場の悩みを一日中考えてしまうし、

悩みが大きくなってしまう。

『そして僕は途方に暮れる』みました。

すごくよかったではないけど、

よかったです。

 

2時間があっという間にに感じました。

 

主人公は嫌なことがあると逃げ出してしまう。

最初は同棲している彼女のアパートから

次は親友のところから。。

最後は一人暮らしをしている母の元も。。

 

そして最後の最後に

離婚して家族を捨て気ままに生きる父のアパートに。

 

また、辞めたくなってきた。

人間関係。

仕事がつまらない。

微妙に職場が遠い。

近すぎるのも嫌と思ったのだが、

年齢的にある程度近い方がいいと感じます。

これから先、年を重ねる訳だし。。

勤務時間に柔軟性がないのも気になります。

 

契約更新、やめようかな。。

 

まただ。。

 

辞めても、

当たり前のように会社はびくともしないし

誰も困らないし、

困るのは自分だけ。。

 

自分の問題だけど。。