『その鏡は嘘をつく』薬丸岳、読みました。

よかったです。

 

夏目刑事シリーズ第2弾です。

順不同で読んでしまったが、

読んだ中では今回のが1番です。

 

シリーズ第3弾、シリーズ第4弾は短編集。

今回は長編です。

 

エリート医師の遺体が発見される。

最初は自殺と思われたが

他殺の疑いが出てくる。

 

医学部専門予備校が舞台です。

 

病院を継がなければならないという家で

育った子どもたちの苦悩etc。

『刑事弁護人』薬丸岳、読みました。

面白かったです。

 

警察官の涼香が殺人事件の犯人として捕まった。

 

凛子は涼香の弁護人になる。

涼香の父は人権派の弁護士で、

弁護人をつとめた被害者の家族に殺害されてしまっている。

 

この裁判で一緒にたたかう同僚の西は元刑事。

 

被告人である涼香は最初、真実を

凛子たちに話していなかった。

真実は。。

事件の真相は。。

 

『悪党』薬丸岳、読みました。

よかったです。

 

佐伯は姉を殺された犯罪被害者遺族。

今は探偵事務所で働いている。

 

探偵事務所の仕事として

「犯罪加害者の追跡調査」も手がけている。

 

佐伯は仕事とは別に

姉を殺した犯人を追う。

 

佐伯は事件のことが忘れられず

事件以来「普通」の生活ができない。

 

犯罪を犯した者は100%の「悪党」なのか?

更正は出来るのか?

 

被害者遺族にとって

納得できる出所後の元犯罪者の姿とは。

 

佐伯は。

もうすぐ1年

上手くいっている訳ではないけど

前の店を数ヶ月で辞めた。

その前の店も、もうちょっとで1年で辞めている。

そう考えるとbetterな職場だと思います。

けど、やっぱり、こんな状況の自分が悲しい。。

この気持ちが消えることはないと思う。

 

外国人の同僚と上手くいってない。

国民性の違いを感じます。

日本人とも上手くやれる訳ではないけど。。

 

初めてのセルフチェックも提出しました。

そして契約更改があります。

これがストレスです。

 

『神の子(上)』薬丸岳、読みました。

よかったです。

 

町田はIQ 161以上だが

母親が役所の手続きをしなかったので戸籍がなく義務教育も受けていない。

殺人の罪で少年院に入ることになる。

 

町田の言葉

「おれの中で人間の区別は一通りしかない。

頭がいい人間か、頭が悪い人間かーだけだ。

稔はおれの中で区別のつかない初めての人間だった」

 

稔は家を出てから少年院に入るまでの数年

一緒に暮らした知的障害のある町田の「友人」

 

 

町田を気にかける少年院の教官の内藤。

町田を利用しようとする悪い組織の室井の存在。

 

町田はこの先どうなるのだろう。

下巻が楽しみです。