『空中庭園』角田光代、読みました。

郊外のダンチで暮らす京橋家のモットーは「何ごともつつみかくさず」。

でも、本当はみんなが秘密を持っている。

普通の家族に見える一家の光と影。。。

姉マナ、父、母、婆、愛人マナ、弟コウの6人のそれぞれの視点から描かれる

連作家族小説です。

 

母絵里子は実母と上手くいっていない。

それで早く結婚し家も出てきた。

で、私は婆のパートの部分を興味深く読みました。

 

そして、最後のほうで

絵里子の兄の言葉

「おれとちがっておまえら、仲いいんだし」

「仲、いいじゃないか、ずっと昔から」

「今でも口を開けばおまえの話だよ」

 

うーん。きょうだいとか家族ってこんな感じなのでしょうか。。。