『うめ もも さくら』石田香織、読みました。

2人の娘を育てるシングルマザーのお話。

 

経済的にも自転車操業状態で時間もない。

 

そして頼る人もいない。

母とは上手くいっていない。

 

悲しい子ども時代。。

家から早く出たくて

高卒で寮付きの職場に就職した。

 

 

母との関係に悩む主人公に同僚が話した言葉。

 

「相手も、自分と同じぐらい、いろんなことをおもんぱかれると、

勝手に想像するのが間違いっ。

熊に『あのー、死んだふりしてるんで、見逃してください』って言うたって通じへんやろ?

当然やん、熊やもん。」

 

この一節がこころに残った。